スペインにはスーパーがこれでもか、というほどひしめいています。売っているものはほぼ同じで、値段もそれほど大きく変わることもないと思います。日本と同じように、野菜は比較的ここの方が安い、お肉はこの店の方が安いかな、と感じることはあるかと思います。とにかく多くのスーパーがあるので、フラフラと歩き回ってスーパーを見てみるのは良いかと思います。
ただし、日曜日は営業していないので注意が必要です。
スーパーマーケット
写真を添えて、2店舗ほどスペインで有名なスーパーを紹介します。
ちなみ、スペインではカルフールも営業していますよ。
MERCADONA(メルカドーナ)
スペインではおなじみのMERCADONA
至る所にあります。今これを見ている人はグーグルマップでMERCADONAと検索すれば大量にヒットすると思います。
食材はもちろんですが、日用品も売っています。お惣菜も珍しくあります。少し日本寄りのスーパーかと思います。
メルカッド~ナッ って歌が頭から離れない
Caprabo(カプラボ)
この看板もよく見かけるかと思います。
偶然でしたが、英語が堪能で親切な店員さんがいて、印象的だったのでこのお店も紹介します。日用品もありますが、お惣菜はありません。
なお、このお店でビールの積み荷と体が接触して、なぎ倒して割ってしまったのですが、「大丈夫大丈夫、気にしないで」って言ってくれて、なんて心が救われたことか。
一瞬本気でどうしようかと思った
エッコバッグ
買い物袋とも呼ばれるエコバッグですが、スペインではほとんどの人はスーパーの袋を買うことなく、きっちり自分で持ってきています。それどころか、キャリーケースのように転がせるようなエコバッグを持ってきている人が多いです。日曜日は営業していない、若しくは毎回出向くのが面倒なので、買い溜めする習慣があるのかもしれません。
そして自分はというと、レジで袋は?って聞いてくれているのだろうが、スペイン語を一言も話せず、全くわからないので、聞かれる前にエコバッグを見せてアピールしていました。なぜならスーパーの店員さんは英語ができない人が多いのです。
全くわからない時のあの空白が本当に苦手
品揃え
スペインでは日本ほどバラエティーに富んでいません。牛肉の薄切りは売っていません。ステーキ状やブロックくらいしかありませんので、薄切り肉を使った料理ができないのです。なぜか生ハムは日本のような超薄切り。疑問ばかりが浮かんで買い物をしていました。
お菓子もシンプルなスナックとチョコレートといった具合で、日本ほど色んな味があったり、色んなタイプのお菓子もなく、そこは日本の技術やアイデアの高さを感じました。
ビールやワインなど、瓶のものは高くぎっしり積み重ねられていて、毎日誰かが割ってるんじゃないか?と思うくらい不安を感じたりします。しかし、割ってしまっても弁償する必要もないのでそこは安心できます。
実際自分もやっちゃったわけで
スペインの物価
バルセロナの物価は全体的に高いです。バレンシアや、都心から離れるほど安いと感じることは間違いないのでしょうが、バルセロナの物価について写真と合わせて紹介します。
野菜の値段
CEBA=玉ねぎ。1Kgー1.5€(約225円)
人参は1Kgー1.15€(約173円)
じゃがいも400gー1.3€(約195円)
野菜のプロではないので具体的な日本との比較ができないのですが、あまり安いということではないと思います。日本の方が安いような。バルセロナでは物価が高いということをわかっていただけるかと思います。
お肉の値段
お肉はホンの少し安いのかな、と思いました。
しかし、日本ではもっと安いものを探せば見つけることが可能かと思います。
牛肉 1Kgー13€(約1,950円)
豚肉 1Kgー6€(約900円)
鶏肉 1Kgー6€(約900円)
この値段は頑張ってスーパーの最安値を見つけた値段なので、普通に買うとなればもう少しします。その割には日本ほどお肉の質にもこだわっていないのか、日本のお肉は本当においしいと思うはずです。
ただ、スペインの面白いところは、うさぎだったり、鹿、七面鳥などのお肉を普通に売っています。
さすがに犬はなかった
お酒の値段
お酒好きにはリーズナブル!
ビールは多くの種類があります。
有名なものは、Estrella Damm(エストレジャダム)赤い缶のビールです。
350mlー0.75€(約113円)
一番高くてこれくらいの価格帯なので、ビールは比較的日本より安いと思います。
安いものだと0.5€(約75円)を切るものもあるので、お酒好きにはありがたかったりします。
写真にはありませんが、ワインは日本よりも安いと思ってよいと思います。
750mlー2€(約300円)の普通のワインもそれぞれ色々と味のクセはあるものの、おいしく飲むことができました。個人的に日本の料理は調味料が豊富なので、あまりワインと合わせるのが難しく感じていましたが、スペインには調味料がほとんどなく、塩で味付け程度になってくるので、食材の素材を楽しみながらワインというのがとても合うということを発見した次第です。あくまで個人的な意見ですので、万人受けするコメントだとは思っていないのであしからず。
たまに口に合わないビールもあるので注意
まとめ
ざっとスーパーと食材の価格について紹介しました。値段については日本よりも安いものもあれば高いものもあるし、価格帯についてはどちらもそう変わらないのかな、といったところです。2023年現在の為替によることも間違いなくありますが、決して安くないということです。スペインではマドリードやバルセロナのような都市部では物価が高いので、そこを紹介することができただけでも書いている甲斐があったのかな、と思います。
こういったスーパーも日曜日は営業しておらず、日曜日でも個人営業しているSURERMARKETはあちこちに存在していますが、倍ほどの値段なので、個人の価値観でバルセロナを堪能してもらえたら、と思います。
コメント