バルセロナのあれこれ②

スペインのこと

日曜日

日曜日は日本ほどお店が開いていません。30年くらい前なら日本でも普通だったような気もします。開いているのは大きなショッピングセンターだけだったような。それがスペインでは普通で、ショッピングモールは日曜日でも開いています。有名なところだとGLORIESというのがあります。もちろんスーパーも閉まります。日曜日は家族で過ごしましょう、というわけです。

 自分達の時間は大事にしています 

スペインにはコンビニエンスストアがなく、代わりにSUPERMARKETと看板が出ている小さなお店は日曜日も開いていたりします。インド系の人が店を構えているという印象です。値段は軽くスーパーの倍はかかるため、スペインの人たちは平日に買い物を済ませている、もしくは外食といったところです。

トイレがない

日本人には本当に困ることの1つではないでしょうか。まず、メトロ(地下鉄)にはありません。サグラダファミリアなどの観光地となっている場所には、清潔感も確保して存在します。あとは、ショッピングモールや空港でしょうか。人がとにかく多く集まるような場所には存在するのも、30年ほど前の日本と同じようなものでしょうか。40年前の日本はもっとなかったような気がします。ある場所を先に説明した方が良さそうなので先に挙げておきました。他はイレギュラーとして省略します。

 日曜日に工事中の幼稚園に駆け込んだことがある 

神アイテム「GOOGLE MAP」

使い方を覚えれば、どこでも一人で行けるようになります。

 まさに神です 

喫煙

バルセロナでも路上禁煙ではあるが、路上喫煙は普通に行なわれている。地域サッカーの観戦席においてもたまに吸っている人はいて、日本で言えば、20年、30年前の光景である。なんとなく、どれをとっても日本よりもそれくらいタイムスリップした感覚に陥ることがある。なお、公共施設内でも禁煙となっており、屋内だとさすがに喫煙者はいませんが、地上であればショッピングモール内でも普通にいます。

 20年前の自分に戻りました 

スリ

ネット上で騒がれるようなスリや置き引きについては、統計上から世界一と言われるは当然嘘ではないのだろうが、結論から言えば、常に注意を払って周囲を気にするほどのことはなく、あまりにも無防備ならば狙われるといったところでしょうか。

これは日本でも有り得ることだと思いますが、落ちているものは拾われる、弱い奴は狙われる。単純な思考から生まれる結果だと思います。

さて、スリについてもう少しだけ掘り下げてみましょう。

そもそも、なぜスリが多発するのか

自分なりに考えてみました。あくまで個人的意見です。

・スペイン人は日本人ほどマメでもなく、深く物事を考えることを嫌がる傾向にあり、想像以上にシンプルで単純な結果を好む。

・400€(約6万円)までの窃盗は、その場で取り押さえても警察から注意されて即釈放なので、取られる側からすれば、捕まえたところで意味もなく、取られれば泣き寝入りであるということ。

・スペイン人はすぐに訴える文化があるようで、捕まえたとしても殴られた、など被害者を気取ったりと、盗んでも釈放、捕まえれば被害者気取り、ある意味スリを容認しているようなもの。

ざっとこのようなところですが、すでにスリ社会が出来上がっている気がします。楽してお金を手に入れるなら、盗む。バレてもその場で釈放。少なからず多発を免れることは現時点ないと思います。

 盗んだら極刑となればなくなるかもね 

スリ対処法

本格的な窃盗団となれば、組織化されているとも聞きますが、少なくとも自分は毎日電車に乗ってあちこちと移動していましたが、全く何も取られていないのです。むしろ、リュックを背中に背負って、リュックのサイドポケットに自撮り棒を堂々と見えるように差し込んでいても一切盗まれることはありませんでした。要はスリもちゃんと見定めているわけです。

日本でも同じように、怪しいところへは行かないでしょうし、行けば何らかのトラブルに巻き込まれるかと思います。スペインでもそれは同じで、人通りの多い場所や、その路地など、自分の身を守るのに不利な場所へ行かないことでスリなどのトラブルは防ぐことが可能かと思います。凶器を使った脅迫なんていうのは滅多に聞きません。

スリもちゃんと相手を見て行動するので、日本人はターゲットにします。年寄りのように俊敏さのない人やスキだらけの人は間違いなく獲物と定めるはずです。なので、自分が堂々としておれば、さほどのことがない限り狙われることはありません。要は相手も脆くて弱いということです。

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